シーズン開幕2013年04月13日

 蝶が舞う季節となりました。本当に久しぶりにカメラを携えて散歩をしました。モンシロチョウ,キチョウ,アゲハ,スミキチョウを見かけましたが,カメラに収めることができたのはモンシロチョウだけでした。
モンシロチョウ
 蝶は撮れなかったものの,変わったものは撮れました。
インコ
 それと,ついつい撮ってしまうのは野良猫です。
野良猫

冬の楽しみ2012年12月29日

 蝶が舞う季節も過ぎ,今年の冬の楽しみは愛猫の撮影です。実は,今年の10月から猫を飼い始めました。まだ,0歳です。
100mmf2.8
 いつも蝶の撮影に使うTOKINA AT-X M100 PRO D 100mm F2.8をD7000に付けて撮影しました。このレンズは大変シャープな写りで,気に入っています。以前,蝶の撮影に某社の70-300mmのマクロモードのレンズを使ったことがありますが,このレンズとの写りの差があまりにも大きかったため,それ以来このレンズ一本で撮影に臨んでいます。しかし,猫の撮影となると全身を写すにはかなり離れないと撮影できません。
 明るい場所では猫の目が丸く写らないので,夜の室内でもシャッタースピードが稼げるNikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gで撮影してみました。一段絞ってISO1600で撮影しました。全身を撮影するにはちょうど良いレンズです。私の所有するレンズの中では,猫撮りに最適な一本だと思います。
16-85mmf3.5-5.6
 標準ズームのNikon AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VRで撮影しました。逆光での撮影ですが,明るい場所では良い感じで撮影できます。夜の室内ですと,ISO感度を上げないとちょっときついです。
 冬の間は猫の撮影で,まったりと過ごしたいと思います。それでは,良いお正月をお過ごしください。

宝篋山で昆虫採集2012年10月27日

 10月最後の週末に宝篋山登山をしてきました。暑くもなく,寒くもなく,大変過ごし易かったのですが,蝶を撮るには季節的に遅かったかと思います。来年はもっと良い季節にもう一度登ってみたいと思います。
駐車場
 つくば市の山口地区に,登山のための臨時駐車場があります。この看板が無ければ空き地のような所ですので,少し分かりにくいです。一度はこの場所の前を通り過ぎてしまいました。
登山道
 道標を頼りに登山道へと進みます。それぞれのポイントに道標が立っていますので,道に迷うということはありません。登りは「山口コース2」を選びました。ひたすら林の中を進むコースです。途中でウラギンシジミに出会ったぐらいで,ほとんど蝶の姿は見かけませんでした。
ヤマトシジミ
 山頂付近でようやく蝶の撮影ができました。風が強く必死で笹の葉にしがみつくヤマトシジミです。被写体ブレが心配でしたが,何とか撮影できました。
山頂
 山頂です。筑波山を臨むことができます。雲の流れが速く,晴れたり曇ったりの天気でした。
ヒラタアブ
 下山ルートは「山口コース1」を選びました。こちらのコースの方が道幅も広いところが多く,日当たりの良い場所も多いので,道ばたに花が多く咲いていました。アザミの花にとまったヒラタアブを撮影しました。しかし,蝶の姿は見られませんでした。別の時季にもう一度訪れたいと思います。
ヤマトシジミ
 山を完全に降り,駐車場に向かう途中で,またヤマトシジミに出会いました。この他,この場所にはキチョウ,キタテハの姿も見られましたが撮影には至りませんでした。全行程で約3時間かかりました。楽しく半日を過ごせました。

薬王院付近をハイキング2012年09月30日

 今回は,薬王院付近でデジタル昆虫採集をしてきました。目的は2つあります。一つ目は「筑波山の自然図鑑」というガイドブックにモンキアゲハが飛んでいると書いてあり,モンキアゲハを撮影したいということです。もう一つは彼岸花にとまっている蝶を撮影したいということです。台風17号の接近が伝えられる中,午前中で日程を終了すべく,行動を開始しました。
薬王院
 車を薬王院の駐車場に停め,まず薬王院の散策です。手前が薬王院の本堂で,奥に三重の塔が見えます。彼岸花は本堂左手の坂道の所に咲いていました。 
ヒガンバナ
 彼岸花にとまる蝶を撮りたかったのですが,蝶の気配すら感じられませんでした。もちろん,モンキアゲハも撮影はおろか見ることすらできませんでした。
登山口
 薬王院から御幸ヶ原へと続く登山口です。薬王院の山門の少し先にあります。帰り道に気がついたことですが,本堂の右手奥にある墓地を抜けると,階段を登ったところにつながります。登山道を30分歩くと,林道鬼ヶ作線という舗装道路にでます。舗装道路を渡ってさらに50分くらい歩かないと御幸ヶ原には到着しないのですが,午前中だけでは行き帰りは難しいと判断し,この林道を歩いて薬王院に戻ることにしました。
キチョウ
 林道を歩いて戻る理由はもう一つあります。実は登山道ではほとんど蝶にお目にかかることはできませんでした。一方,林道ではたくさんの蝶に出会うことができました。林道で出会った蝶は,コミスジ,ウラギンシジミ,ヤマトシジミ,ヒョウモンチョウの仲間,ヒカゲチョウの仲間などです。最も多く見られたのは写真のキチョウです。
スジグロシロチョウ
 それから,写真のヤマトスジグロシロチョウも撮影することができました。スジグロシロチョウと判別に悩みましたが,羽の形を基にして,ヤマトスジグロシロチョウと判断しました。御意見がいただければ幸いです。一応,つくば市近郊の蝶39頭目の撮影に成功したとしておきます。
 林道を使っての下りのコースは距離が長いのと,撮影をしながら下ったので,1時間を少し超えるくらいかかりました。

筑波山・旧ユースホステルコース2012年09月09日

 8月の下旬に行った筑波山ロケでは,カラスアゲハの撮影に成功し,自宅近くの散歩コースの巡回撮影だけでは伸び悩んでいた撮影種類数に,新たな変化を生み出しました。そこで今回,第2回目の筑波山ロケを敢行いたしました。
登山道登り口
 今回のコースは,旧ユースホステルコースで,写真はその登山口です。前回,自然研究路を巡った後,書店で「筑波山の自然図鑑」(メイツ出版)を購入し,アサギマダラの出没コースを探しました。この本には筑波山だけで14ものコースが紹介されています。筑波山ハイキングは奥が深いです。アサギマダラに出会えるコースと書いてあったのと,コースが短いということもありこのコースを選びました。筑波ユースホステル跡地は現在駐車場になっており,ここに車を停めて出発です。日曜日とあって,駐車場は満車に近い状態でした。
登山道終点
 終点の写真です。あっという間に御幸ヶ原へ。所要時間は30分でした。前回ロケの反省から,今回トレッキングシューズを購入したので,登山は楽でした。しかし,その間,蝶には1頭も出会えませんでした。この時季のこのコースは,ほとんど花が咲いていないので,蝶が寄ってくる所がないのでした。
ベニシジミ
 御幸ヶ原で出会ったベニシジミを撮影。ベニシジミは私のラッキーアイティム。新たな蝶との出会いの予感が……。気を取り直して女体山山頂方面に足を伸ばしました。
キンミズヒキ
今回のロケでは,キンミズヒキの花が多く目にとまりました。
アサギマダラ
 いました。アサギマダラです。しかし,登山道の柵から離れていて,私の100mmマクロレンズでは十分に捕らえることができません。
ミドリヒョウモン
 それに引き替え,やたら近くに寄ってくるのはミドリヒョウモンです。つくば市近郊の蝶37頭目はあっけなくゲットできました。
ミドリヒョウモン
 メスグロヒョウモンかとも迷いましたが,この羽の裏の文様で,ミドリヒョウモンと判断しました。
アサギマダラ
 待つこと数十分。ようやくアサギマダラが撮影可能レンジまでやってきました。つくば市近郊の蝶38頭目をゲット。今回のロケで2頭の蝶を増やすことができました。茨城県自然博物館の調査報告書によれば,筑波山で見られる蝶として84種類がリストアップされています。まだまだ楽しめる筑波山です。